1961-02-01 第38回国会 参議院 本会議 第5号
南北統一のために、多くの政党や社会団体によって共同戦線が作られ、それには郭尚勲民議院議長、徐任伍副議長までが参加しております。全朝鮮の統一と南朝鮮の民主化は、もはや動かしがたい大勢となっております。このような事態に対して、張勉政権は施すすべを知らず、ただ弾圧をもって臨んでいるだけであります。従って、政府に対する反対の火の手は、革新政党はもちろん、与党内部からも公然とあがっております。
南北統一のために、多くの政党や社会団体によって共同戦線が作られ、それには郭尚勲民議院議長、徐任伍副議長までが参加しております。全朝鮮の統一と南朝鮮の民主化は、もはや動かしがたい大勢となっております。このような事態に対して、張勉政権は施すすべを知らず、ただ弾圧をもって臨んでいるだけであります。従って、政府に対する反対の火の手は、革新政党はもちろん、与党内部からも公然とあがっております。
郭尚勲民議院議長も、各種の交流、統一提案を検討するため、超党派委員会を結成する準備を進めておるというのであります。 このように、韓国側において南北朝鮮の統一に対する機運が高まりかけてきたときに、南北朝鮮の分割を固定化するおそれのある日韓会談ではなく、朝鮮民族全体の将来を考慮に入れての会談でなければならないと思うが、政府の見解はいかがですか、これまた、はっきりお伺いをいたしたい。